顎関節症とは、あごの関節やそれに関わる筋肉、咬み合わせなどに生じる様々な症状の総称です。
これにより顎の機能(顎の開け閉めや、咀嚼など)に不具合が生じます。最近は顎関節だけでなく、顎や顔面においての痛みや機能の不具合も含めて考えています。顎関節症には、安静にしているだけで治癒してしまうものから、専門的な指導や治療が必要なものまであり、様々な症状を呈します。しかし、進行的に顎の機能が破壊されてしまうことはほとんどありません。
顎関節症には様々な要因があります。
● 構造的問題(姿勢・頭部顔面の形態、不正咬合など)
● 機能的問題(不安やストレスなど)
● 心理社会的問題(顎機能異常や筋活動の異常、ブラキシズムや噛みしめなど悪習癖など)
当院では日本口腔外科学会専門医・指導医、日本顎関節学会専門医・指導医の資格を持つ歯科医師が診断と治療にあたります。
前述した通り、顎関節症とは、あごの関節やそれに関わる筋肉や咬み合わせなどに生じる様々な症状の総称であり、原因や症状も多様です。治療法も運動療法や噛みしめの抑制、マウスピースでの治療など様々です。